オークションで稼ぐとなると、やはり売りの立場である出品の方に目がいきますが、
初心者がいきなり出品しようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。

そこで、まずは入札から初めてみてください。
入札者の場合、欲しい出品物があったら、 これで買ってもいいという値段を登録するだけで、
特に難しいことはありません。

色々な出品物を見ているうちに、出品のコツがわかってくると思います。
出品物の写真の取り方、タイトルのつけ方から、
売れやすい商品と売れずらい商品、出品する時間帯や出品期限の決め方・・・。
中にはオークションだけで生活している人もいるので、その人達の手法を学ぶのです。

もちろん、入札にお金をかける必要はありませんよ。
自分が欲しいと思ったもので、手ごろな値段であれば良いのです。

見事落札することができたら、今度は出品者から落札者に対してのアフターケアについても学びましょう。
スムーズにトラブルなく、落札者に出品物を送り、かつ代金を受け取るかを学ぶのです。

このようなことを意識しながら入札を繰り返していれば、出品についての知識も豊富なものとなるでしょう。

まずは入札についてです。
入札はとにかく最終的に落札できればいいわけですから、
出品期限のギリギリで入札するのが、一番効率的です。
この手法はスナイプといわれ、たまに議論されるものですが、私自身としては、
これもオークションの性質であるものと考えています。

また、入札はどんなに欲しいものであっても、熱くなって金額を吊り上げてはいけません。
自分の予算に合わせて、冷静に入札しましょう。
まして、転売するとなれば、なおさらです。
あまりに高値で落札しまうと、オークションで稼ぐのは難しくなってしまいます。

次に出品についてです。
出品者は出品に始まり、出品物の配送、代金の受け取りとやることがたくさんあります。

出品物の写真は、本体やパーツ等、すべてを掲載します。
当然ですが、写りが良い方が売れやすいので、移す場所やアングルにも気を使います。
前述したようにタイトルやコメントもきちんと考えましょう。
特に出品物に傷があったり、ジャンク品である場合は、それを明記しないとトラブルの元になります。
配送の仕方や、送料についても同様です。

出品の時間帯ですが、それぞれの出品物についてターゲット層があるので、 それに合わせて設定します。
主婦、学生、サラリーマンのように、サイトを利用する時間は違います。
また、出品期限についてですが、夜11時前後は回線が込み合うので、そこは避けた方が懸命です。

配送から代金の受け取りは、落札者のことを考えて、丁寧かつ迅速に行いましょう。
トラブルなくコツコツ出品することにより、出品者の評価が上がります。
入札者はこの評価を気にする人が多いので、重要なことです。

オークションサイトによっては、便利なサービスがあります。

自動入札機能は、自分がつけた入札額までは自動的に最低入札単位で、 入札を繰り返してくれます。
例を上げてみましょう。
入札額が20000円の商品に自分が25000円で自動入札機能を使い、入札したとします。
最低入札単位が1000円だとすると、自動入札機能により、21000円で入札してくれます。
ここで、他の人が22000円で入札してきました。
この場合も、自動入札機能が働き、自分が自動的に23000円で入札してくれるという訳です。
当然この機能は入札額25000円を超えれば、働きません。
逆に、つまり25000円以上の入札者がいないと、それ以下で落札出来るというわけです。

エスクローサービスは、出品者と落札者を仲介してくれるサービスです。
よくテレビ等で、オークション内の詐欺が報じられたりしますが、顔の見えないネットオークションの場合、
残念ですが、そのようなことをする人がいるのは事実です。

落札者は出品物を送ってもらう前に出品者に送金しなければならない場合がほとんどです。
ここで出品物を送らなかったりする詐欺師がいるのですが、このサービスを利用すれば、
送金先は出品者ではなく、エスクロー業者の指定する送金先となります。
入金確認が出来たら、サービスから出品者に入金連絡があり、出品者の商品発送はその後となるのです。

第3者が介入することで、セキュリティ面で安心できるようになります。
もちろん、手数料がかかりますが、トラブルを未然に防げるのは魅力です。

このようなサービスを利用することで、オークションサイトを便利に活用できます。