普通に生活していく中で投資なんてなかなか考えませんよね。
自分も高校生ぐらいの時は株ぐらいしか思いつくこともありませんでした。
自分は昔から人に命令されることが嫌いで、組織の中で生きていかなければならないサラリーマンには
全然向いていないと思っていました。
独立独歩の性格である自分はそのせいか、学生のころもアルバイトは一度しかしたことがなく、
仕送りはもらっているものの主な収入源は今もやっているパチスロでした。
リスクもリターンも全部自分自身にかかってくるのが、性に合っていたんでしょうね。
このころから起業やビジネスに関する本を読み出すようになったのですが、
やはりなんとなく思う程度で、明確に何がやりたいとも思っていませんでした。
かといって、このまま就職するとサラリーマンになってしまうので、とりあえず大学へ進学…。
そして大学在学中にあの有名な「金持ち父さん貧乏父さん」に出会ったのです。
それまで数々のお金持ちがありましたが、お金持ちの根本的概念と言いますか、
お金に関する基本的な事柄について触れてある本はありませんでした。
「資産は自分のポケットにお金をいれてくれる」、「お金持ちはお金のためには働かない」という
あまりに単純な言い回しはとても印象深いものでした。
簡単そうで理解できていなかった、この概念は自分に深く影響を与えました。
自分はひどく怠け者なので、生活するためにせっせと労働してお金を稼ぐことは絶対にしたくなかったのです。
この本を読んでピンときたのが、すぐにでも投資やビジネスを始めることなのだと思いました。
それから自分はすっかりサラリーマンで喰っていこうという気ががなくなってしまいました。
自分の中で経済的に自由になるという目標がはっきり認識できたのです。
また、今まで以上に投資やビジネスに関する本を読み出しました。
休日は書店に行くことが多く、家の中は本だらけの状態です。
みなさんの中にもあの本を呼んでから人生が変わったという人がいると思います。
でも、何をしてよいのか正直わからないといった人は多いでしょう。
もちろん自分もそうだったわけで、その答えを探そうと様々な本を読んでいたんだと思います。
ともかく、この本の出会いから自分の人生も少しずつ動き出していったのです。
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