少々おどかしてしまったかもしてませんが、クレジットカードは上手に使えば
絶大な効果を発揮します。

・支払いは必ず「一括払い」で！
クレジットカードによる支払い方法を一括払いにすれば、
利息はまったくかからないので、その利息分が自分の利益になります。
ここで少し説明しておきましょう。
クレジットカードで購入したものの代金引落を一ヶ月後とします。
100万円のものをクレジットカードで購入したとすると、
100万円無利息で借金したことになります。
もし、この100万円を1年に単利1%の金融商品に1ヶ月間投資していれば、
800円ちょっとの利益が出る計算になります。
金額的にはたいしたことがないかもしれませんが、
借金をして利子がもらえることを考えると、お得なのは間違いありません。

・クレジットカードで買えるものはすべてカードで支払う
カードを使うことによってポイントが加算され、ポイント数に応じて
プレゼントや商品券がもらえるといったカード会社がたくさんあります。
航空会社のマイルが貯まるといったものもあります。
他にも宿泊施設やレジャー施設の割引制度なんかもあります。
ただカードで支払っているだけで、またまた得をしてしまうのです。
また、引き落とされた金額はすべてカード会社から明細がきます。
なので、日常の金銭管理が楽になります。
家計簿をつけている人ならなおさらですね。

・とりあえず入会する
カード会社は多数の会員を獲得するために、入会キャンペーンを行っているところもあります。
入会するだけでたくさんのポイントやマイルがもらえたり、
入会後○ヶ月以内に○万円以上のカード使用で○千円分の商品券がもらえたりといったものです。
もらえるものはしっかりともらっておきましょう。

・個人事業者の資金調達
SOHOや個人商店を経営していると資金繰りがうまくいかない時があります。
銀行等の融資が受けられないとなるとクレジットカード等に頼ることになります。
クレジットカードによるキャッシングの額はそう多くはありませんが、
これのおかげで不渡りを出さずに個人事業者の方も実際にいます。
これから起業しようという方は特にクレジットカードをたくさん作っておくことをおすすめします。
いざという時の資金調達を助けてくれるでしょう。

ここまで読んでもクレジットカードをもつことに抵抗がある人はいるでしょう。
テレビ等でカードの使いすぎで自己破産してしまった人や
借金地獄に陥っている人を見たら、そう思ってしまうのも無理はないかもしれません。
しかし、現金のほうがクレジットカードよりも本当に安全といえるのでしょうか？

・現金の盗難や紛失
現金を落としたり、盗まれた場合には何の保証もありません。
せいぜい、警察に被害届けを出すぐらいしかできません。
しかしクレジットカードを落としたり盗まれたとしても、クレジットカード会社に紛失届を出せば、
仮に悪用されたとしても利用者に支払いの義務はないのです。

・「カード破産」は自己の責任
クレジットカードの使いすぎによる自己破産のことを「カード破産」といったりします。
メディア等では、クレジットカードを持ったせいで金銭感覚が麻痺し、
破産へと陥っていくように、報道されたりなんかしますが、
果たしてそうでしょうか？いや、そんな魔法みたいなことがあるわけがありません。
借金地獄に陥ってしまうカード利用者は、ごく一部です。
当たり前ですがそのような状況になってしまうのは、カードを使いすぎた本人が悪いのです。
要するに本人の資産管理の問題です。
そもそも、この程度の資産管理ができない人はお金持ちには絶対になれません。
このサイトの読者はそんな人間ではないはずです。
上手に使えばクレジットカードはなにもこわくありません。